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虫歯治療
治療は痛いのではないか、麻酔自体も痛いのではないかと緊張し、歯科を受診するのは気が重いという方は多いと思います。そうしたお気持ちを軽くできるよう、当院では痛みに配慮した診療を行います。
レントゲン検査の結果から削ると痛みが出ることが予想される場合、麻酔をするのは当たり前です。当院ではその際、ご年齢を問わず皆さまに表面麻酔を施し、注射の痛みを感じにくくしています。注射は電動麻酔器という道具を使ってゆっくりと行い、お薬が入る刺激を抑えます。注射針は0.15mmと、とても細いタイプです。
緊張すると痛みを感じやすくなるため、歯科医院らしくない雰囲気にもこだわりました。独特の臭いがしないようアロマを使い、カフェの様な音楽をかけています。光を多く取り入れ、白を基調とした明るい院内です。皆さまが少しでも歯科に来やすくなればと思います。
歯周病治療
歯周病の進行状態やその原因となるお口の汚れは、ご自分ではなかなか分からないことでしょう。当院では、レントゲン検査や口腔内写真を使い、患者さんご自身の目で見て確認していただくようにしています。
歯周病の場合だけでなく、虫歯治療やクリーニング希望の方にも、初回は30分かけてこうしたご説明をいたします。その後も、折に触れてレントゲンや口腔内写真を撮影し、タブレットに並べて表示してお見せする方針です。改善状況、あるいは進行状況をお知りになり、今後の治療を続ける励みとなさってください。
「何も悪くないのに治療された」と、不信感を抱いたままでいてほしくありません。「どういう状態なのか」「なぜそうなったのか」「どうして治療が必要なのか」納得なさった上で、通っていただきたいと思います。
小児歯科
幼いお子さまですと、歯科治療ばかりか見慣れない男性に対しても強く警戒してしまうことがあります。当院では、初めは女性歯科医師が担当し、お子さまを怖がらせないよう配慮しています。
歯科で怖い思いをしたことがトラウマになると、お子さまはもう来院してくれません。無理やりお連れになっても、診療チェアに座ることができなくなってしまいます。そうした事態を防ぐため、歯磨きなどをしながら歯科の環境に慣れてもらうことを重視します。親御さまが付き添って診療室に入ることも可能です。なお、親御さまが早く治療を進めることを希望される場合は柔軟に対応します。
また、当院では小児矯正も行っています。ワイヤーを使わず、成長過程で良い噛み合わせに誘導するのが目的です。矯正装置は、マウスピースやプレートを使います。お子さまの歯並びが気になる方は、定期検診などの折にご相談ください。相談料はかかりません。
審美治療
削った歯を補う詰め物・被せ物について、数多くの材料からお選びいただけることが、当院の特徴です。一口に「白い材料」と言っても、美しさや丈夫さ、費用は様々です。それぞれの長所・短所を紹介しますので、治療本数やご予算に合わせてお選びください。
歯を削らず、天然歯そのものを明るい白さにするには、ホワイトニングというメニューがあります。当院に来ていただいて施術するオフィスホワイトニング、マウスピースを使ってご自宅で取り組むホームホワイトニング、その両方を組み合わせたデュアルホワイトニングの3種類です。ホワイトニングに使うお薬は、刺激が少ないティオンを採用しました。
当院でホワイトニングをするメリットは、「白くなって終わり」ではないことです。歯の美しさと健康が長持ちするよう、ホワイトニング後に経過観察に来ていただき、色戻りをチェックして歯をクリーニングすることがセットになっています。美しく健やかなお口で過ごしていただきたいと思います。
歯科口腔外科
歯科口腔外科で扱うのは、一般的な方法で削ったり抜いたりすることが困難なケースの治療です。「埋伏歯抜歯」といって歯茎に埋もれた歯を抜く処置や、歯の根の先にできた病巣を歯茎側から取り出す「歯根端切除」、顎関節症の治療などが該当します。
特に注意を要する治療が多いので、精密な処置を行うため、当院では歯科用CTとマイクロスコープ、拡大鏡を導入しました。例えば埋伏歯を抜く場合は、まず歯科用CTで3次元的に検査し、向きや深さ、神経との位置関係などを調べます。そして、処置をする時はマイクロスコープという顕微鏡か拡大鏡を使い、患部がよく見える状況で行います。手探りで処置をすることはありません。
状態を把握しよく見えるようにする理由は、治療に伴うリスクを可能な限り減らすためです。当院の院長は大学院時代に歯科口腔外科に力を入れて学んでおり、得意分野としています。不明なこと、不安なことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。
インプラント
インプラントとは、人工歯根と人工歯で歯を作る治療です。ご自分の歯によく似た噛み心地や見た目を取り戻せるという利点があります。一方で、外科的な処置を行うため、患者さんのご負担やリスクもあるということをご理解ください。
治療のリスクを抑えるため、当院では歯科用CTとコンピューターを使い、一人ひとりのデータに基づいてシミュレーションを行います。
なお、患者さんにインプラントを長く使っていただきたいからこそ、どなたにでも施術することはできません。リスクや注意点もお伝えし、ご理解とご同意を得られた方にだけ施術します。お口の中が汚れているとインプラント周囲炎になり、せっかく作った人工歯が抜け落ちてしまうからです。この点をご理解いただき、ご自分で歯磨きをするとともに、メンテナンスにも通ってくださるようお願いします。
インプラントという治療方法が患者さんに合っているか、よく検討なさって決めていただければと思います。
入れ歯
院内に歯科技工士が常駐していることが、当院の自慢です。そのため、入れ歯が壊れてしまっても、ほとんどのケースで即日修理ができます。歯科医師との連携もしやすく、患者さんに合った入れ歯になるよう細かな指示を直接伝えています。
新規作製についても、遠方に行かれるなど患者さんのご都合に合わせて期間を短縮するといった調整が可能です。ほかにも、使い心地や見た目といったご要望があれば教えてください。薄くて異物感が少ない金属床義歯、歯茎になじむ色の留め具を使うノンクラスプデンチャーという選択肢をご用意しています。
また、失った歯を補う治療方法として、入れ歯やインプラントのほかにブリッジがあります。ブリッジは支えにする歯をたくさん削ることがデメリットなのですが、当院では歯をほとんど削らないヒューマンブリッジという方法を取り入れました。歯の見えにくい部分に金属で固定することにより、自然な見た目でしっかりと噛むことができます。